【s16 最終10位】拘り3種のママンサイクル

こんにちは。そらです。s16お疲れ様でした。s16にて最終10位、レート2200超えを達成したので構築記事を書かせていただきます。拙い文章ですがよろしくお願いします。

【使用構築】

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【構築経緯】

s16の序盤からママンボウを使いたいと思い、対策されていそうなチョッキママンボウとは違った物理受けクッションの願い事ママンボウが使いやすいのではないかと思いそこから構築を組み始めた。

 

高火力ポケモンの枠として物理特殊両方入れたかったため、環境トップレベルの速さを持ちながら火力の高いパオジアン、ママンボウと組む上で相性補完が良く先制技で相手を縛れる択を与えられる+対面操作技を習得しているタケルライコを採用

ママンボウの特殊耐久がかなり低く赫月ガチグマやハバタクカミに強い特殊受けがいなかったため、ガチグマに対して選出圧力をかけながら受け系統(グライオン辺り)に出しやすいアーマーガアを採用

相手のママンボウ対策としてウィップ持ちのオーガポンや高火力技で攻めてくる展開が多かったので、それらを上から殴ることができ対面操作技を覚えサイクル性能が高いスカーフ霊獣ランドロスを採用

最後の1枠は色々変えていたが、28日頃まで多様な型のパオジアンに強く出れたり常にデバフをかけながら対面操作を可能にしたガオガエンを採用していた。だが構築上選出圧力が色々な方面にかかりすぎていて毎試合選出択が発生し勝率が安定しなかったため構築から外した。

対戦を回しているうちに剣舞持ちのウーラオスや毒菱系統の構築に負けている事が多かったため、それらに強く出しながら、相手の炎オーガポンやサーフゴーといった特定のポケモンを選出誘導させられるモロバレルを採用し、構築が完成した。

【構築コンセプト】

全体に回復ソースを与え有限的なサイクルにしない

【個体紹介】

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ママンボウ@食べ残し

テラスタイプ:毒

特性:再生力  性格:呑気

実数値:256(124)-95-145(252+)-60-82(132)-63(個体値0)

技:クイックターン/熱湯/願い事/守る

 

調整

H-16n

HB-最大値。イダイトウの威力150お墓参りを残飯2回+願い事でほぼ受けきれる程度

D-C187ハバタクカミのムーンフォースを残飯2回込で2耐え

C187眼鏡イーユイの悪の波動確定耐え(特化の場合乱数68.7%耐)

S-最遅

 

構築の軸。どんな攻撃でも基本1発耐えて後攻から対面操作出来るのが強かった。願い事→後攻クイックターンで裏のポケモンを無償でHPを128回復出来る点が強く、体力管理の出来ない高火力ポケモンを雑に扱える点が良かった。

またこのポケモンは単体でも優秀で、物理耐久が高いため積み技のない相手には願い事と守るでTODを行ったり、熱湯の試行回数を増やして火傷待ちみたいな事が出来ていた。特にイダイトウ対面では急所に当たる以外TODでほとんど勝っていた。

特殊耐久が物理版ハピナスくらいの弱さしているが環境にチョッキしかいないと認識されハバタクカミ対面だったりではミラコ警戒で基本変化技を押してくれたので1ターン隙ができ、型の誤認を生ませていたというのが使いやすい要因だった。

テラスタイプは毒無効にしつつ受けタイプとして優秀な毒にしていたが、悪ラオスが割ときついのでフェアリーでもいいかもしれない。

 

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パオジアン@こだわりハチマキ

テラスタイプ:悪

特性:災いの剣 性格:意地っ張り

実数値:155-189(252+)-101(4)-×-85-187(252)

技:氷柱落とし/噛み砕く/氷の礫/サイコファング

 

調整

ASぶっぱ

 

破壊枠その1。こういったサイクル系統の構築にほぼ確実に入ってくるポケモン。早い素早さで上から高火力で殴れるのが魅力的だが、先制技で縛られがちになってしまうことが多いため、1回相手の攻撃を受け行動→ママンボウに引き回復ソースを与えまた行動みたいな動き方が出来たら相当強かった。

技構成は氷柱落とし噛み砕くくらいまではほぼ確定で他は割と自由。自分は安定した先制技の氷の礫、水ウーラオスやカイナに強いサイコファングを採用した

モロバレルを採用していなかった時までは水ウーラオスに対応出来るように命の珠草テラバーストを使っていたが、それも強かった。

 

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タケルライコ@こだわりメガネ

テラスタイプ:電気

特性:古代活性 性格:控えめ

実数値:213(100)-×-121(76)-198(180+)-117(60)-107(92)

技:10万ボルト/流星群/迅雷/ボルトチェンジ

 

調整

C-11n

H131D155ハバタクカミを電気テラス10万ボルトで最低乱数以外1発

H187D117オーガポンを流星群で最低乱数以外1発

HB-A172パオジアンの氷柱落としを15/16耐え

A172オーガポンのA+1じゃれつく確定耐え

A200ウーラオスインファイトが112~133ダメージ

HD-電気テラス後C187ハバタクカミのテラス眼鏡ムーンフォース確定耐え

電気テラス後C194ブリジュラスの眼鏡流星群7/8耐

C205赫月ガチグマの大地の力確定耐え

S-無振り85族抜き抜き

 

破壊枠その2。高火力ながら対面操作もでき耐久も高い、ママンボウとの相性補完も優れておりすごく使いやすかったポケモン

環境トップのポケモンに対してはボルトチェンジを打ちながら常にサイクルを回す動きが安定していた。特に強かった動きの1つとして、ウーラオスインファイトを受ける→ママンボウに引いて願い事で回復する事でほとんど全回復するので常に高火力でサイクルを回すことが出来た。

相手の地面枠(主に赫月ガチグマ、ランドロス)にストップをかけられてしまうのが少し痛かった。

電気ドラゴンの技範囲で拘っていると技選択がかなり難しく、ガチグマ→ハバタクカミ引きみたいな行動をされた時相手に無償のターンを作らせてしまうことが多かった。また、迅雷で拘らされた後相手のポケモンに積まれたりと、安直に技選択が出来ない難しさがこのポケモンにはあった。

耐久無振りハバタクカミを1発で倒せる強みを活かして電気テラスで使用していたが、テラバーストを採用して他のテラス(氷、妖等)にするのも強いと感じた。

 

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アーマーガア@隠密マント

テラスタイプ:ノーマル

特性:プレッシャー 性格:生意気

実数値:205(252)-107-126(4)-×-150(252+)-65(個体値3)

技:アイアンヘッド/蜻蛉返り/挑発/羽休め

 

調整

HDぶっぱ

S-ガチグマ抜かれ

構築経緯にも書いたように赫月ガチグマやハバタクカミを受ける特殊耐久枠。

赫月ガチグマのブラッドムーンのPPを削るために特性はプレッシャー。持ち物はハバタクカミのシャドボDダウンケアで隠密マントを採用。テラスタイプはハバタクカミの電磁波祟り目が痛すぎたためノーマルを採用(ほぼ切ってない)。

選出にいるだけで相手のガチグマの選出抑制になったりするのが良かった。ガチグマ入のスタンパやグライオン入の受けループ系の構築に出していたが、それ以外にはあまり出さなかった

 

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霊獣ランドロス@拘りスカーフ

テラスタイプ:飛行

特性:威嚇 性格:陽気

実数値:165(4)-197(252)-111(4)-112(-)-101(4)-156(244+)

技:地震/テラバースト/大地の力/蜻蛉返り

調整

A-ぶっぱ

HB-A−1特化パオジアンの氷の礫を15/16耐え

C-H197D117ブリジュラスに対して大地の力で乱数2発(96.4%)

D-余り

S-準速スカーフイーユイ、ウーラオスを意識して最速

 

ちょっとテクそうなランドロス。構築上呼びやすい炎オーガポンやイーユイを上から殴ることが出来ながら物理に対して威嚇で攻撃を受けられる点が構築と相性が良く強かった。

28日くらいまで飛行タイプに対する打点として岩雪崩を採用して対戦していたが、持久力ブリジュラスがきつかった上に多かったため大地の力を採用した。結果的にそこそこ打ったし、ビルドウーラオスや鈍いキョジオーンに対して安定的な打点となったり、毒化粧を発動させずキラフロルを突破できる展開があったり、思っていたより良かった。

テラスタイプはウーラオスやオーガポンを倒す、高火力で常にテラバーストを打てる飛行にしていたが、テラスを切ったあと電気パオジアンでボコされる展開が多すぎたので、フェアリーでも強かったかもしれない。

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モロバレル@脱出パック

テラスタイプ:フェアリー

特性:再生力 性格:呑気

実数値:221(252)-×-134(252+)-105-101(4)-31(個体値0)

技:リーフストーム/イカサマ/キノコのほうし/光合成

 

調整

HBぶっぱ

S-最遅

 

今環境がキノコのほうしの通りが良かった、構築上きつかった水ウーラオスを選出抑制させることができ色々なポケモンを試していた中で1番勝率が良かった。

構築上少しきついオオニューラ系統の毒菱展開構築に対して選出したり、元々ママンバレルといった系統の構築があったくらいだったので、当然のように相性が良く使いやすいポケモンだった。

持ち物はリーフストームを打ちながら対面操作できる脱出パックを採用。

技構成はリーフストーム、キノコのほうしは確定枠、@2はクリアスモッグヘドロばくだん等と迷ったが、竜舞カイリュー剣舞ウーラオスに対して火力を出せるイカサマ、安定した回復技として光合成を選択した。

 

【主な選出パターン】

ガチグマ入りスタン

ママンボウ+アーマーガア@1(主にランドロス)

水ポン入

ママンボウ+タケルライコ@1

キョジオーン構築

ママンボウ+タケルライコ+ランドロス

毒菱展開

ママンボウ+モロバレル@1(主にランドロス)

ラティアスorラティオス入り

パオジアン@2

受けループ

ママンボウ+タケルライコ+アーマーガア

 

きつかったポケモン 動き

テツノツツミ 個体数が少ないと感じ対策しておらず、当たった時はタケルライコでテラスを切って対応していたがほぼ全員弱点付かれてまずかった

パワフルハーブブリジュラス エレクトロビームをママンボウの守るで様子見した所で+1流星群で大体飛ぶのがきつかった

ディンルー 倒す手段が少ないため、仕事される事が多すぎた。撒菱持ちに対しては全然勝てなかった。

剣舞水ウーラオス+瞑想ブエナカミ

ママンボウ水ウーラオス対面で剣舞された後タケルライコに引いた時、迅雷で行動が縛られたためラオスを突破した後に裏から出てくる瞑想カミへの対応がきつかった。

 

【結果】

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TNバイオレット 最高最終2208

TNワタリドリ 最高207x 最終195x

 

【感想】

今期は春休みが重なり時間があったため最終1桁を目指して序盤から頑張っていた。結果として1桁を取れなかったものの今までで1番順位の高い10位+初レート2200を達成できた。ここについては喜ぶべきだと思うが、1桁を取れなかった悔しさしか今は残っていなくてただただ最後にビビって潜らなかった事に後悔しかしていない。

だが今までとは全く違ったポケモンを使ってここまで勝つことが出来たり、それぞれのポケモンに役割を持たせて構築を組むことが出来たのは、プレイヤーとして成長していけていると思っているので、これからも頑張って次は1桁取れるようにしていきたい。

 

 

 

ここまでの閲覧ありがとうございました

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