【s8最終63位】クエスクレセバトン

【使用構築】

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【構築経緯】

最初はドランクレセを軸に構築を組もうとしたが、ヒードランマグマストームが命中不安で、かなり打ちづらかったので不採用。クレセリアの使用感はかなり良かった為、クレセリアを生かした構築を作ってみたいと考えたので、バトンから繋ぐエースとして使用した。

バトン要因として、攻撃をしながら素早さを上げつつビルドアップを使用出来るウェーニバルや蝶の舞バトンが出来るアメモース等を考察したが、相手の高火力を受ける事が難しかった為、守りながら素早さ上昇が出来るクエスパトラを採用。

上の2匹だと、初手の悪タイプ(ディンルー、パオジアン等)に何も手出し出来ない為、ディンパオに打点があり、他のポケモンにも仕事がしやすいテツノブジンを採用。

悪巧み隠密サーフゴーや瞑想ブエナカミ等、クエスパトラ対面で積まれやすいポケモン達を受ける事が難しかった為、天然で積み無効のヘイラッシャを採用。

眼鏡サーフゴー等の、ヘイラッシャで受けきれない高火力のポケモンに対して出来るだけ上から殴りたい+受けサイクルを破壊するポケモンとしてパオジアンを採用。

最後の1枠は迷ったが一撃ウーラオスや鉢巻カイリューに負けていたので、バトンエースになる事ができ、クレセリアと違ったタイプの物理受けが可能な霊獣ラブトロスを採用。

 

【個体紹介】

 

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エスパトラ@オボンの実

テラスタイプ:ノーマル

特性:加速

性格:臆病

実数値:H191(164)-×-B112(252)-C122(4)-D91(84)-S138(4+)

技:ルミナコリジョン/瞑想/バトンタッチ/守る

 

調整

HB-極力高めに。オボン込で連撃ウーラオスの水テラス水流連打+アクアジェット確定耐え

HD-水テラスツツミのハイドロポンプ確定耐え

S-1上昇で最速136抜き

C-余り

 

想定以上の活躍をしてくれて、バトン要因ながらも色々なポケモンに対面で勝てる事が多くあった。攻撃技がルミナコリジョンのみで、あくタイプに無力だったが相手によっては瞑想の起点に出来ていたので、HB振りが活きていた場面が多かった。

耐久を上げる為に持ち物をオボンの実にしていたが、守るをする際に無限に積まれるので、ものまねハーブもありだと思った。

テラスはゴースト技を無効にできるノーマル。初手電磁波サフゴやドラパ対面では祟り目を透かすために基本テラスを切っていた。

ディンルー入り以外には基本初手選出。ディンルーやドドゲザン入りの構築にはそもそも採用する事が少なかった。

 

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クレセリア@隠密マント

テラスタイプ:フェアリー

特性:浮遊

性格:図太い

実数値:H227(252)-×-B178(252+)-C95-D141(4)-S95

技:アシストパワー/ムーンフォース/瞑想/月の光

 

調整

HB特化

D-余り

 

構築経緯に書いたようにバトンエースとして採用した。テラスタイプは悪タイプを半減しつつ、ムンフォの火力を上げるフェアリーが1番強いと思ってずっと使っていたが、毒毒がきつかったので鋼や毒もありだと感じた。持ち物は塩にも強く、攻撃技の追加効果で能力ダウンや状態異常にならない隠密マントが最強だった。

素早さ4段階上昇しないとブエナカミやツツミを抜けなかったので扱いは少し難しい場面もあった。

エスパトラと同様ディンルー入りの構築には滅多に採用しなかったが、相手の構築を見て単体で出す場合もあった。

積めた後の負け筋は急所負けや体力管理のミスだったので、積めたあとも油断せずに立ち回り、負け筋を極力作らないようにした。

 

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テツノブジン@気合いの襷

テラスタイプ:ゴースト

特性:クォークチャージ

性格:無邪気

実数値:H157(60)-A175(196)-B110-×-D72-S184(252+)

技構成:インファイト/ムーンフォース/叩き落とす/影打ち

 

調整

HB-A無振りディンルーの地震乱数2発(6.2%)

S-最速

 

s6最終5位のスポンジさんが使用していたテツノブジンと同じ型。

 

構築経緯に書いたようにクエスクレセの通りが悪い時の初手として採用。悪タイプに対してタイプ上かなり有利でタイプ一致高威力技もあった為、クエスクレセが選出上呼び易い悪タイプを結構狩れた。

サーフゴー等に対しても叩き落とすで持ち物を落としつつ、良いダメージを与える事が出来ていたので強かった。テラスはカイリューの神速を透かすためのゴーストテラス。

 

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ヘイラッシャ@食べ残し

テラスタイプ:草

特性:天然

性格:慎重

実数値:H257(252)-A120-B136(4)-×-D128(252+)-S55

技:ゆきなだれ/地割れ/眠る/寝言

 

調整

HD-特化

B-余り

 

個人的に1番強いヘイラッシャ。ヘイラッシャは持ち前の耐久を活かして、地割れの試行回数を稼げる事が強いと思ってずっと使っている。

この構築においてのヘイラッシャの役割は積まれているポケモンに対して後出しする要因。構築経緯に書いたように、クエス対面で積まれて後手に回りやすいのは瞑想カミや悪巧みサフゴだったので、そこに強いのがHD食べ残しねむねごヘイラッシャだった。

食べ残しを持つことで臆病C252カミのムンフォを確定3発耐えする事が出来、眠るループが可能。尚環境にはCに振っていないカミが多かったので、急所に1回当たっても眠るループが成功するパターンも多くあって、使いやすかった。

シャドボのDダウンが天敵だが、地割れが当たる確率と同じなので、相手に引かれた場合はこっちも地割れ当てられます。

また、物理受けとして最強とされているヘイラッシャは当然B4振りだけでも強かった。

テツノブジンやパオジアンに対して強いスカーフ水ウーラオスに対しても後投げできる(インファ打たれるのは厳しい)、カイリューの特化ノマテラ神速を確定3発で耐える為眠るループが可能だったので、地割れの試行回数をかなり稼げて強かった。

ゆきなだれは地割れが通らない浮いているひこうタイプに対して抜群を取りやすいので採用。

テラスタイプはチオンジェンやポイヒガッサに強く、ヘイラッシャの弱点を両半減できる草テラスにした。

また毒菱展開の構築に対しても眠るが刺さっていたので今までの環境で1番使いやすかった。

 

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霊獣ラブトロス@ゴツゴツメット

テラスタイプ:フェアリー

特性:防塵

性格:図太い

実数値:H177(220)-×-B176(236+)-C156(4)-D121(4)-S72(44)

技:ムーンフォース/ドレインキッス/大地の力/瞑想

 

調整

HB-特化鉢巻悪テラス一撃ウーラオスのあんこくきょうだ確定2発耐え。

特化鉢巻カイリューのノーマルテラス神速乱数2発(27.7%)

適応力特化イダイトウの鉢巻ウェーブタックル確定耐え

S-無振り50族+2

D-余り

C-余り

 

採用率は1番低かったが、選出する時はほぼ活躍してくれたポケモン。両ウーラオス対面ではゴツメを触らせながらドレインキッスでほぼ全回復しつつ倒す事が出来た。また、特性防塵の為対策が難しかったキノガッサに対しても強く出れたので良かった。

ドレインキッスで倒しきれない相手を倒し切るためにムンフォを採用した。打ち所はかなり多く、選出するたびに絶対に打っていたのでムンフォで良かったと思う。大地の力はフェアリー技半減タイプに抜群を取りやすいため採用。瞑想は積みエースとしても活躍させるために採用したが、クレセリアと違い元のCが高かったので、積まなくても火力に困ることがあまり無かった。

素早さを72まで振ることで50族やディンルー等はほぼほぼ抜けた。

テラスはパオジアンやテツノツツミからの弱点を消しつつ、本構築の目的であるクレセリアに抜群を取りやすい相手に強い物理受けとしてフェアリーを採用。

 

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パオジアン@ラムの実

テラスタイプ:電気

特性:災いの剣

性格:陽気

実数値:H155-A172(252)-B101(4)-×-D85-S205(252+)

技:氷柱落とし/不意打ち/テラバースト/剣の舞

 

調整

HB:A特化連撃ウーラオスの水流連打確定耐え

 

同速負けを嫌って最速

 

構築の素早さが低速だったので、高速のアタッカーとして使っていたがやはり最強だった。ディンルードヒドの並びを電気テラスさえ切ってしまえばこのポケモン1匹で見る事ができ、カイリューにノーマルテラスを切らせたら裏のヘイラッシャを通す動きも出来たのでかなり構築と相性が良かった。

受けループは悪テラスラッキーがクエスクレセでは対処不可能だったので、パオジアンを初手に投げて電気テラスを切ることで、相手のヘイラッシャにテラスを強要させる動きができ、それさえ出来ればクエスクレセが通ったので受けルを破壊させるのにもかなり強かった。

ラムの実が10回中5~6回は発動していたので、その隙に剣舞を積んで3タテする事も少なからずあったので使いやすかった。

 

 

【選出】

基本選出は2パターン

 

ディンルーやドドゲザン等がおらず、クエスクレセが刺さりやすい構築

エスパトラ+クレセリア@1(ヘイラッシャが多かった)

 

ディンルー入のよくいる構築

テツノブジン+パオジアン+ヘイラッシャ

 

基本選出以外のパターン

 

オオニューラ入構築

エスパトラ@2

 

受けループ、受けサイクル

パオジアン+クエスクレセ

 

【重いポケモン

テツノツツミ

エスクレセ以外では相手がしずらくかなり辛かった。ディンルー+ツツミ入の構築はディンルーにテラスを強要させる動きがかなり重要だった。

 

ギロチンドドゲザン

ヘイラッシャで見にくいのでかなり鬱陶しかった。

 

ハッサムミトム

剣舞を積んで来たりするハッサムが重く、ラッシャで見ようとしてもロトムが無理なので、蜻蛉ボルチェンにかなり苦戦した。

 

【結果】

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TN sora 最高最終2110 最終63位
TN Cuffs 最高2080 最終2015 最終280位
TNそら 最高209x 最終2006 最終390位

TN 炸弹摇滚 最高2057 最終1967 最終557位

 

s6以来の2桁で、初めての2100だった。

今期は序盤から安定してレートを維持する事ができたが最終日にかなり溶かしたので、もっと立ち回りを強化して溶かすことの無いようにして行きたい。

 

【最後に】

本当は構築記事を書くつもりは無かったが、s9はこの構築以上に強い構築を作れる自信が無かったので構築を記事として残して弱い所を把握し、これ以上の構築を作れるように努力していきたいと思いました。

ここまでの閲覧ありがとうございました。質問等はTwitterのDMの方で受け付けます。

 

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